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「モーニングキスは弟から。」    Written by; Tamaco Akitsushima

                  6 2人きりの夜。

 累は そんなあたしの動揺なんて まるでおかまいなし。余裕の笑顔で、また誘うように
うっとりと キスをしてくる。
重なった唇の温度。───…巧みな舌先。
「ホッ…ホントに あたしの事 好きなの…?累………、」
もっと サラっと訊くつもりが、語尾は震えてしまった。
キスの合い間に 彼がささやく。
「…好き………ホントに好き」
そしてまた、花びらみたいに 唇が舞い降りる。…分かんないけど 多分、すっごく上手い…
と思う、このキス。それが余計に あたしの脳を、妙な焦りや疑惑で一杯にする。
─────ホントかなぁ…っ、遊びじゃないの…?
これも あたしにイジワルな態度取って、からかってくる いつもの彼の手口の延長じゃ
ない…?
あたし ホントに信じてもいいのかなぁ…、大丈夫…っ?
「───…ね…、は、早過ぎない…っ…?この展開…ってさ、」
やっぱり あたしの声は、震えてしまった。うまく微笑おうと頑張ったけど、多分こわばってる、
あたしの笑顔。
「…え…?どういう事………?早過ぎる…?何が」
そうしてる間にも、彼は いつの間にか あたしのカットソーの裾から、右手を忍び込ませて
いて、
「ひゃあっ!」
脇腹に 直接触れた指に、あたしは 飛び上がらんばかりに驚きの悲鳴を上げた。
「やっぱ やる事 早過ぎッ!累ッ、」
上ずる声で 後ずさろうとすると、ヘッドボードに背中が当たった。
「───…したくないって事?瑞香は」
「 ッ! 」
うっわぁ!なんてエッチくさい眼差しと声で そんなセリフを吐くんだ、こいつは…っ!
「…ま、待て、待ちなさいっ、弟、」
「─────…オレとしたくないの…?なぁ どっち…?…姉さん」
下から 見上げるように覗き込まれる。…絶対に 視線を離してくれない。彼の口元に、
もう微笑みは ない。
…ソフトなささやき。それだけで 溶かされるような。
─────…何ていうのか、やっぱ こいつって…っ、猫かぶってるよなぁ…、絶対っ。
「…早く決めてよ」
せかされて、あたしの頭の中は 余計にパニックになった。
脇腹から背中の辺りを 今もまさぐっている、指先。
「─────…だって…っ、あたしと累…、さ、さっき…、やっと お互いの気持ち 知った
ばっかりで…っ、」
「……………だから こういう展開になってるんじゃないの?」
低く問われて 余計に追い詰められる。視線は絶対に 離してくれない。
あたしが 返事に困っていると、彼は尚更 「 ? 」 というような顔をしてみせた。やや眉が
潜められる。
あたしの顔は、今も これ以上ないほど真っ赤だった。
「───…あ、」
「…えっ…、何…っ、」
彼の声に驚く。
累の瞳が、急に いたずらを思いついたみたいに、からかうような、試すような色に変わる。
「………瑞香。」
「…何よっ、」
「─────…まさか未経験?」
「…ッ !!」
固まってしまったあたしを前に、彼は納得したように また少し微笑う。その微笑い方が、
バカにしたとか そんなニュアンスじゃなくって、やたら甘かったのが 逆にすっごくカンに障って。
「ヘェ、意外だったな、もっと遊んでると思ってたからさ。」
そう付け足されて、咄嗟に 叫んでしまってた。
「違うよッ!」
「え…?違うんだ、」
「違うに決まってるじゃんッ!言っとくけどっ、累より1つ年上だしねっ あたしっ!あんたより
人生経験、長いんだからねっ」
「─────………。」
考えるように こちらを見て来る彼。…嘘をついたのがバレそうで、あたしも必死に 彼の瞳を
ジッと睨むみたいに見返した。
「…そうだよな…、それは無いか…。いや、あんまドタン場で躊躇するから、そうなのかな、
って。」
その言葉に、内心 ホッと胸を撫で下ろす。…そしたら いきなり…っ!
首筋に噛み付かれて、心底 心臓が飛び跳ねた。
「………っ…、」
彼の重みを、肩甲骨に感じる。…もたれているヘッドボードに当たってる部分。
熱い舌は まるで生き物みたい。表現しがたい感触が あたしの首筋を這ってゆき、少し
ずつ上がると、耳たぶを甘く噛んだ。
「 ッ !! 」
思わず肩をすくめた。ギュッと目を閉じる。
「…やッ!累っ、う…、ちょっと…ッ…、ッ!」
舌は 耳の中に滑り込んできた。困惑はピークに達した。閉じたまぶたの内側が チカチカ
する。
そうこうしてる間に、累の慣れた手は あたしの背から 片手で簡単にブラを外し、着衣ごと
一気に 下着までを取り去ろうとした。
「わぁッ!」
耐え切れず慌てて 胸元を手で押さえる。
彼は 目をしばたいて動きを止めた。
「………今さら。…てか、この前 もう見たし」
「─────…ッ!それは いきなり累がッ!ドア開けたからじゃんっ!」
「…とにかく、まぁ。何て言うか…ねっ?」
彼は 小さい子供にするみたいに、あたしの手首を取って、そのまま 上に持ち上げ、
バンザイさせる。
「いい子だなー」
「─────…、」
そのまま衣類を 抜こうとした。
「ちょっと待って!」
また あたしは慌てて それらをひったくるように取り返す。
「ズっ、ズルイっ 累!じ、自分は服 着ててさっ、人のハダカだけ 見ようとするなんて…っ、」
彼はまた 考え込むような表情をした。
「スケベっ!エロオヤジッ!」
「……………………。」
とにかく、彼の甘い表情が 耐えられない。その視線も、セクシーな雰囲気も。
フロアランプだけ灯された、オレンジ色にぼんやり滲む、この男の子の部屋っぽくないムード
もっ。
「…そんな恥ずかしがる事 ないって。…何なら 酒でも飲んでからする?」
「恥ずかしがってないッ!───…ただっ、ず、ズルイって思っただけっ!」
「─────…分かった。」
彼は あたしから少し離れた。ベッドの上、脚を放り出して 座る。
よかった…、とりあえず今日は これで免れた。…そう思ったあたしの思惑は、余りにも
甘かった。
「じゃあ、先に オレのハダカを見れば?…見せてやる」
「───…ハァ ?!」
「…瑞香、脱がせて」
「………はぁっ ?!」
ホラ、また微笑う…!余裕のスマイル…っ。やだもうっ。こんなカオされると、悔しくって
反応してしまうよっ。
累は 挑発するように言う。
「…なんてね。別にいいよ?そんな恥ずかしいなら もう今夜はしなくても。」
「ッ…、」
「…ごめん ごめん」
腕を突き、少し身を屈めるように近付くと、チュッと あたしのこめかみにキスを落として。
「───…無理しなくってもいいよ。…おやすみ」
そんな言葉まで 優しく添えられるから、あたしの中の何かは、「ちょっと待ってよッ!」 と
なる。
─────後から思えば、これも含めて 全部 彼の策略だったとしか考えられない。
こう言えば あたしがムキになる、って 知っててワザと…!
だけど あたしはヤツの術に 知らずハマってしまった。
「脱がせてあげるッ!ホラ、バンザイしてよっ!」
「─────………、」
彼は2秒後、大人しく 言われた通りにした。だからあたしは、彼の着衣を脱がさなくては
ならないハメになった。
剥き出しの上半身を 目の当たりにして、改めて ため息と、怖いようなザワめきが 沸き
起こった。
さすが 水泳をやってるだけあって、彼の身体、すごく締まってて…普段 あんまり意識しな
かったけど、あたしより かなり灼けた小麦色。
胸とか腕とか、イメージしてたより ずっと男っぽかった。
「全部 脱がさなくていいのか?」
「うるさいな、分かってるって!」
からかい混じりの声に 我に帰り、あたしは必死に、バクバクいってる心臓をなだめながら
平静を装って、彼の下半身からも、下着以外を取り去った。…指先が 震えてしまってた
のが、彼に見破られてないか、そればかりが 気になって仕方なかった。
高ぶってくる心。
「………よく出来ました。エラいな、瑞香」
頭を撫でられて、思わず振り払う。
「…じゃあ 次、オレがしてあげる」
「───…っ、い、いいよ…っ、じ、自分でやるから………っ、」
彼はもう、それ以上 あたしに手を伸ばさなかった。…その代わり、じっと見つめてこられる
中、あたしは 彼の視線を 嫌というほど肌に感じながら、着衣に手を掛けなければ なら
なかった。
恥ずかしすぎて、半ば 後ろを向いて、腕をクロスした。
息を止め、えい、と 一気に取り去ると、後から髪が パラパラと肩に戻って来た。
「……………っ、」
そのまま、背後から両腕に 抱きすくめられる。
息も出来なかった。
彼の素肌が、背中に触れていた。
首筋に掛かる髪を払われ、またそこに 噛み付くようなキスをされる。
「っぁんっ、」
彼の両手は、いきなり あたしの胸をまさぐってきた。
脇腹の辺りにも 指先が掠め、許容量を越した羞恥に、たまらなくなり、身を捩る。
「………ッ、」
切れそうに切迫した空気を 背後から感じて、今すぐに 逃げ出したいような想いに駆ら
れた。後悔も走る。…今なら まだ、間に合う。ここから すり抜けられる。
「───…っ、累、く、くすぐったいよ…っ、」
ワザと 冗談っぽく はしゃいだ声を出した。
「………そう?…どこが…?」
彼の両手は あたしの胸を持ち上げるみたいにして、柔らかく触れてくる。それが余計に
間が持たなくて、どうしていいのか 分からなくて。
そこに触れているのが、まさか 累だなんて。考えただけで、脳が沸騰した。
彼はそっと 髪にも口唇付けてくる。
うなじにも。…そしてまた こめかみに、…頬に、───…唇に。
あたしは何度目かの 彼のキスに応えながら、とんでもなく戸惑って 固まっていた。
「───…っン、…んっ…、───…、」
差し入れられる舌に 翻弄される。
キスって どんどん思考を奪ってしまう。チカチカしていた脳の中は、今は白く 霞がかかった
みたい。幾度も 彼の舌先に絡めとられて、上顎の内側をなぞられ、ゾクリと肌が粟立つ。
握り締めていた理性は、いつの間にか 彼の手の内に。…どんどん乖離 (かいり) してゆく
思考。
…後に残される、身体感覚。
…キスされながら、彼の指先の感触を 本能が追う。
何だか不安になって、あたしの右手は 知らずヘッドボードを握り締めていた。
そうしていないと、腰が砕けて 背中から崩れ落ちてしまいそう。
─────最も、背後には 累の胸がある。
あたしは 自分ではかなり頑張ってたつもりだったけど、それでも半ば 彼の腕の中に しな
だれかかってしまってた。
「………、っは…、ぁんっ…、」
「───…瑞香………好きだよ………」
耳に触れた 彼の唇は、そのまま言葉を ダイレクトにそこから注ぎ込んで、尚更 あたしの
脳を 揺さぶった。
その 低いささやきだけで、ゾクリと 背筋や肩を何かが駆け抜け、四肢の先までが粟立つ。
上半身を ソフトに掠めてゆく指は、ふいに胸の先端を きつく締め上げた。
「やんっ!」
大きく肩が跳ねてしまう。…それを見て、累の指先は イジワルなほど、そこを開放してくれ
なかった。
執拗に そこばかりを攻め立てるようにされて、あたしは余計に ザワめきたつ肌を もう止め
られない。
「───…ヤ、ヤだっ、累、………ぁ、あン…っ、もうっ」
「─────…すっごくいい声」
「離してよぉ…っ、」
「嫌だ」
「───…やっぱ イジワルだ…っ、累…ッ…、」
「…もっと いじめたくなるよ、そんなカオ 見せられると」
「二重人格ッ!───…ん…っ、や、アっ!あぁ…ん、」
「……………ホントに やめて欲しい…?瑞香こそ、嘘つき」
「るさい………っ!…も、やめて………、」
「─────…そんな感じる…?おかしくなりそう…?」
「バカぁ…っ!」
耳の中を湿った舌が這えば、もう あたしの肩にも みぞおちにも、力なんて入らない。
どんどん 彼の手の内に沈んでゆく あたしの肢体。
余裕なんて とおに失くしてて。
ただ心臓は 相変わらず、口から飛び出しそうなほど、混乱してて。
「すごく可愛いよ………、瑞香…」
回らない頭の隅で、『よくそんな 歯の浮くようなセリフ、そんなセクシーな声で 言えるもん
だよね』 と 背中の彼に向かって 毒づいた。
感じすぎて 痙攣を起こしたような、燃える体。
あまりの困惑に 気付いてなかったけど、あたしの中はもう、溶鉱炉のように 熱く溶け出し
ていた。
「もっと 気持ちよくしてあげるから………」
「いいよっ!………やめてよぉ…、も、…お願い…っ…、あ、アァ………っ、い、やぁ…」
背筋にも 生温かくザラついた感触の舌が這う。
どんどん 力も理性も奪われてゆく。
こんなの、やだ…っ!全部 彼のペースで………っ。あたしは どんどん乱されて…、彼は
今も 余裕の微笑み。
「累………っ、」
こんなのって…!
抗議しようとして 背後を振り向いたら、すかさず 唇を塞がれてしまう。
その唇が 離れた直後の、こいつのセリフ。
「─────…オレしか 目に入らないようにしてやるよ」
「 ?! 」
こいつの不敵な眼差し、ホントは自信家な本性…ッ!
ムカつく………っ。
真っ赤なカオになりながら、あたしは クラクラする頭で 必死に抗議していた。
累は そんなあたしに言った。
「…どうして欲しい………?言う通りにしてあげるから」
「───…バカっ…!あっ、あんたこそ…っ!」
「………何…?」
やっぱり ムカつくっ、競争心が頭をもたげてくる。
「こんなのヤだっ!…あたしばっかり…っ 攻められててッ!累は ヨユー ブチかましててっ!」
ホントは 恥ずかしさに これ以上耐え切れなかった。
やたら シリアスで男っぽい、普段の累なら絶対に見せない この眼差しにも。
…あぁ、だけど 結局、こんな押し問答してたって 最後には、あたし 今夜 食われちゃうん
だろうな…、完全に こいつのペースだもん…っ。
そう思っていたら、累は あたしに、聞き間違いか、と思うような事を 提案した。
「─────…じゃあさ、瑞香がオレを 気持ちよくしてよ。」
「 …ッ ?! 」
うわ、吸い込まれる…っ、この微笑みかたに…っ。
そしたら彼は 座り込んだまま あたしを抱きなおして、顔を近づけ、もう一度 告げた。
「………自分ばっかり よがっちゃうと ムカつくんだろ?…だったら 別にいいよ、お前が
やって?」
「─────…えっ…、」
ちょ、ちょっとっ!そんな展開、アリ ?!
累はそのまま シーツに背中から倒れこんだ。大の字になるみたいに寝転んで、まだ微笑っ
てる。
「………うん、考えてなかったけど、何か そーゆーのもいいかも?…じゃあ やってみて
瑞香」
「─────………。」
うわぁ…、困ったよ、墓穴だよ、どうしようっ。
あたしは彼の脇に座って 彼を覗き込みながら、途方に暮れた。
「な、何して欲しいの…?言ってみなさいよっ」
精一杯の虚勢。口調は怒ったみたいになっちゃった。
「言ったらホントに してくれる?」
彼は表情を崩さない。そしてあたしを手招きする。
「な、なによっ、」
顔を近づけると、そのまま うなじを 思い切り引き寄せられ、耳元に 言葉を流しこまれた。
「……………ッ!」
あたしは茹でダコ状態ッ!
「る、るい…っ、」
そんなの出来ないよ、と。言おうとしたら、先に 言葉を発せられた。
「出来ないんだろ?」
「 ?! 」
─────図星っ!
…超 ムカつくやら、恥ずかしいやら…っ!もうっ、もうこんなの、やだ…ッ!泣きそう。
「───…だったらホント いいよ、…無理しなくても。」
彼が再び 上体を起こす。
「い、いいっ、やるッ!やってやるッ!」
あたしはもう、やけくそ。
勢いだけで 彼の下肢を覆っていたトランクスを えいっ!と 力任せに引き降ろした。
実物を ロクに見た事もない。…けど、やってやれない事は ないって!
あたしは 目を硬くつぶったまま、彼に近付く。
「…いいって。」
彼の手が、あたしの肩を制した。
そして、どこかに 手を伸ばす。…デスクの上にあるサイフから、何か取り出す。
「………んじゃ 代わりにさ、避妊具付けて?」
「 ! 」
もうやだぁー!
半泣きになって 背を向けたあたしの うなだれた髪を、彼は ごめん ごめん、と 撫でた。
ダメだ、完全にからかわれてるっ、遊ばれてる。
「───…瑞香、」
また、包み込むように 後ろから抱かれる。
頬に掠めるキス。…こーゆーのもズルいよっ。
「冗談だって。…こっち向いて」
圧倒的な至福が、彼の両腕から溢れてて。あたしの心ごと どこかへさらうような口唇付け
をくれる。
「………好きだよ………、」
「…ホントだよね…?」
「───…うん、ホントに好き………、お前の事、好きだった」
「信じていいんだよね………?」
まだ ほんの少しだけ、不安が残っていて…確かめずには いられなかった。
「うん、信じて………、オレは お前が好き…。」 
★甘栗のちゃちゃ。
みずほ:うわ、累っやな奴〜っ!やな攻め方っ!やっぱ悪人っぽいっ!
ちいちゃん:うーん慣れてるなぁ、婦女子の扱い。
みずほ:瑞香っ!だまされちゃあいかんっ!そいつは悪者だっ!
ちいちゃん:みずほ、何だか瑞香のお父さん…いやおじいちゃんみたいだなーっ(笑)。
みずほ:名前も似てるし?…違ーうっ!今はそんな話をしてるんじゃあなーいっ!オレはっ
   瑞香によかれと思って…っ!
ちいちゃん:ほらまたジジくさいこと言う〜(爆)。お前こそ累から学ぶ点は多そうかもよ?
みずほ:うるさいっ!帰れ帰れっ!何でお前がここに居るっ!呼んでないぞっ!
ちいちゃん:次回っ!最終回♪みんな読んであげてね〜♪んじゃもう用済んだし、一緒に
   東京へ帰ろう、みずほっ!
みずほ:嫌じゃっ!お前が新幹線で帰るならオレは飛行機でっ、お前が飛行機で帰るなら
   オレは新幹線に乗るっ!
ちいちゃん:なんかみずほってまさきに似てない?(今気付いたけど…!)

「モーニングキスは弟から。」−6    Written by; Tamaco Akitsushima