7 焦燥。
─────まさか…、オレが見送った後に… ?!
あいつが言ってた、執拗なストーカーの話が 本当だったら…?
もしかして いつかの男がオレのマンションの場所を覚えていて、4日間どこかから リリカが
出てくるのを ずっと伺っていたとしたら…?!
いや、バカな…。いくら何でも そんな事は…。
けれど─────…。もしも事務所付近で身を潜めていたそいつが、戻って来た彼女を
そのまま…。
嫌な考えが一端 頭の中を駆け巡り始めると、際限なく 悪いイメージが後から沸き出して
オレをがんじがらめに苦しめた。
こめかみに血が昇っているのを感じる。嫌な汗が吹き出してきて、裏腹に 背筋には悪寒
が走った。
「………大丈夫…?」
「─────…っ!」
背後から肩を叩かれ、飛び跳ねそうになった。
振り返ると カスミさんだった。
「顔色すごく悪いわよ…?ミヤビくんらしくない」
「…済みません、…何でもありませんので ご心配なく…」
「昼食、外で一緒にどう?」
「…いえ、今日は会議室で摂ります…、済みません」
彼女は僅かに肩をすくめ、小さく微笑んで その場を去って行った。
こんな事、本当に オレらしくなかった。
昼食は外で買って来て、テレビの置かれている会議室で摂るつもりだったが、何も食べる
気になどならなかった。
それよりも、一刻も早く 報道を観たかった。
「珍しいな ミヤビ、ここで食べるなんて」
マサが ベーグルサンドとカプチーノを買って来て、会議用デスクのオレの隣りに座った。
他にも弁当持参の社員などが そこに居た。
オレは 食い入るようにテレビ画面を見つめ続けていた。…12時のニュースでも、リリカの事
は取り上げられてはいたものの、大した情報の伝えられないまま すぐに別のニュースに切り
替わった。内心、歯噛みする。
─────くそ…っ、何とか 状況を知る方法はないか…?
リリカ…、今どこに居る… ?! まさか…まさかあの後 おかしな奴に───…っ ?!
ムカつきは 吐き気を伴って喉元まで競りあがってくる。オレは気がつけば そこに手を当てて
いた。
「─────…ホントに具合悪そうですよ…?ミヤビさん」
オフィス内の女性スタッフまでもが、通路を横切るたびに デスクで屈みこむようにうなだれて
いるオレを 背後から覗き込んでは心配げな顔を向けてきた。
「………本当に何でもない………」
オレは 平静を装うことすら難しくなっていた。知らず眉間に込められる力を どうしても緩め
られない。ピリピリ張り詰める神経。今 誰かに呑気な冗談でも飛ばされたら、この場で
そいつを のしてしまいそうだ。それほどにオレの焦燥感は 限界点をとっくに越していた。
何でオレは あいつをあの時あそこで降ろしたんだ……… ?!
少し考えれば 別の行動を取れたはずだった───…!
リリカ、今 どこにいる………?!
どこに居るんだ… 一体 誰と ?!
「─────…ッ !!」
携帯電話が鳴り響いた。
───…否、実際には それほど耳障りには聞こえない、ややくぐもった合成音。
けれどオレは デスクの端に置いていた眼前のケータイに飛びついていた。
オレにはなぜか その電話が、リリカ本人からのものだと直感的に判っていた。
「おいッ… ?!」
オレのただならぬ様子に、オフィス内の視線がこちらを見る。
けれど オレは今、それどころではない。
半ば泣いているような、電話の向こうの気配。
─────…誰かと一緒なのか… ?!
まさか 捉えられているのか ?!
脅迫されてるのか ?!
お前、今 どこに居るんだ───… ?!
「……………………っ、」
声が喉元に絡まりついて、音に変わってくれない。
しばらくの間を置いて、ようやくリリカが消え入りそうな言葉を吐いた。
「ミヤP…、あたしここから動けなくなっちゃった………っ、」
言われた言葉だけでは、オレは リリカの情況が把握できない。
「おッ…お前…、今どこに居る……… ?!」
イスから腰を浮かせたオレと、向かいのデスクのカスミさんの視線が当たった。彼女は何とも
言えない表情で、やはり 心配そうにオレを見てくる。
けれど オレは構ってなどいられなかった。受話器を持っていないほうの手で イスの背から
ジャケットを掴み、尚も リリカの言葉をせかす。
「掴まってるのか… ?! い、今 どこだ…、」
「───…今 一人で海に居る………っ、動けないの…、何でか分かんないけど、ここ
から動けないの………っ、」
泣き出す声。
「海って…、どこの海だ ?! 最寄り駅の名前を言え!」
そう返しながら オレの脳はもう、忙しくデータを洗い、あの クルマを停め彼女を降ろした
場所から最も近い海を憶測する。
やはりその名を リリカは告げた。
「迎えに来てよぉ………、ミヤP………、」
泣き出している彼女の 震える声。オレはいつ電話を切ったのか。とにかく 気が付けば
オフィスを飛び出し ビルの階下まで駆け下りていた。
リリカの姿を捜して、今はもう閉鎖されているらしい水族館の建物周辺を見回る。
さすがに人影など全くなく、余計に空寒い感じだ。
オレの心臓は、まだ酷い混乱状態の余韻を残し、今もせきたてられるように 早く浅く動い
ていた。
こんなの まったくオレらしくない。
どうしてしまったというんだろう。
「リリカ…、リリカ…っ…、」
自分でも自覚している以上に オレは焦燥感に振り回され、視線はなかなか一点に定まっ
てはくれず、今落ち着けと言われても 到底 無理だった。
ひと気のない 空洞のような建物周辺、裏手に回ると 古い公衆電話が3台ほど連なって
いる。
「───…リリカ………?!」
─────やっと、彼女を見つけた。
公衆電話の台の下、うずくまるようにしゃがみ込み、彼女は小さく身を隠すようにして
そこ
に佇んでいた。
オレが 腰を折って台の下を覗き込むと、抱えた膝に顔をうずめていた彼女は 怯えた瞳で
ようやくこちらを見上げた。
「バカッ !! 何してんだ お前 ?!」
目と目が合った途端、オレのこめかみは沸騰していた。声を掛ける言葉を探すよりも先
に、罵りが口を突いて溢れてしまう。
きっとオレは もの凄い形相と剣幕で怒鳴りつけていたと思うが、この時には そんな自分に
など構っている余裕も失くしていた。
リリカの腕を強引に引き上げ、彼女を その場に立たせようとする。けれども彼女は
立ち
上がらない。
「 ?! 」
余計に 血液が逆流した。
「どういうつもりだ ?! 結局お前は オレに面倒を掛けさせるために今朝出て行って、こんな
大騒ぎを起こして 楽しんでるのか ?!」
「………っ、」
さすがに この言葉には、にわかに彼女の表情も大きく揺れた。
「違う…っ、迷惑なんて…、楽しんでるだなんて…っ!あたしは…っ、」
「何なんだ ?! じゃあ何で お前はこんなところに居る ?! 何で オレの仕事の邪魔をして、
何でここまで オレを呼んだんだ ?!」
「だって…っ、」
「あれから事務所に帰ったんじゃなかったのか ?! そのはずだったろう ?!」
「───…ッ、こ、怖くなって…っ…、」
「あぁ ?!」
オレは訊く耳など はなから持っていなかった。ただ感情のままに、彼女に向かって この
下から湧き上がってくる怒りを ぶつけていただけだった。
「事務所に戻ったら みんなどんな顔するだろう、って…っ、考えながら歩いてたら怖くなっ
て…っ、すっごく怖くなったんだもん… !!」
「だからって… !!」
「みやPに電話するつもりなんてなかったよ ?! あたし ただ、どこか隠れる場所が欲しかった
の、お金ないし、どこか一人で、誰にも見つからずに居られるとこ…!」
「それがここか ?!」
「そうだよ… !!」
───…オレは 「そうだ」 と即答されて 絶句していた。
先ほどまでの心配が大きかった分、肩すかしを食らわされて、彼女のからかいに乗せられた
ような気分の悪さが 一気に込み上げてきていた。
「…友達とか居ないのか、マネージャーのうちとか !!」
「友達居ないもん、…英子さんのとこに戻ったら 事務所に連絡されちゃうし…っ、誰にも
気付かれずに あたしが一人で居られる場所に行きたかったの…っ!だけどすぐに
みんな
にジロジロみられるし…っ、中には 指差してくる人も居るし…っ!ここの水族館だったら
もう営業してないから…、」
しどろもどろな 彼女の受け答え。
黙って聞いているうちにも、再び 耐えられないような苛立ちが 後から後から襲い掛かって
くる。
「だったら一生 ここで暮らせばいいだろう… !! オレには関係ない !! オレに連絡するな !!
オレを呼ぶな !!」
「─────…、………っ…、」
─────それから しばらくの間、リリカは膝に顔を再びうずめて、声を殺し泣き出して
しまった。
まだ夕刻には早い 港。空を見上げれば、優雅に 大空を舞っている、名前も知らない
白い鳥。…海風。呑気な 晴れた空。
…オレもしばらく、スーツのポケットに片手を突っ込んだまま 電話ボックスの台にもたれて
いた。
余りの苛立ちのために、ポケットから タバコを取り出して吸った。そうでもしなければ、やっ
てられなかった。
本当に。
やっかいで手の掛かる 3歳児そのものだ、彼女は。
何を考えているのか、説明されても 理解に苦しむ。
何なんだ、何なんだ…………… ?!
腕の時計に目をやれば、東京証券取引所は 3時のクロージングタイムを少し回ったところ
だった。
やりきれなさに脱力しながら、大きくため息と共に 煙を吐き出す。
「………で?どうするんだ…?これから。」
オレはだるい口調で、左横…いや、左下にうずくまるノラ猫のほうを見もせずに、水平線を
眺めながら 低くつぶやいた。
「─────…知らない…」
その小さな返事だけで、また こめかみの血管が切れそうになる。自分の事なのに「知ら
ない」だと ?! 人をここまで呼びつけておいて、「知らない」 だと… ?! 他人事みたいに…!
「そうか…じゃあ オレは帰るからな。元気でやれよ」
きびすを返そうとしたら、すかさず 片方の脚にタックルされる。
「 ?! 」
しゃがんだまま両腕で オレの片膝をぎゅっと抱きかかえ、すがるように見上げてくる
リリカの
潤んだ瞳。
「あぁ もう…!」
オレは今度こそ乱暴に 彼女の腕や身体を自らの脚から引き剥がし、小柄な彼女の両脇
に手を入れると 強引に立たせた。
そして 真正面から眉間に指を突きつけ、言い聞かせる。
「お前がどこへ行こうと 何をしようと お前の勝手だ…!だけどもう、2度と
オレを巻き込む
な !!」
「─────………っ、」
「泣いても もう無駄だ、オレには通用しないからな」
鋼鉄の冷たさで 言い放つ。
おそらくオレに こんな表情と口調で見下ろされたら、大の男でも泣き出すかも知れない。
高校大学時代の体育会系クラブでは、後輩の男連中が よくこれで膝を震わせ、涙を
堪えながら 今すぐ逃げ出したいのを耐えていた。そんな場面を ふと思い出す。
「─────…ミヤビ…、助けて…、」
それでもリリカは 震える唇で、まだオレに食い下がってきた。
「…お前、オレの言ってる意味が判らなかったのか」
「───…判ってる…、迷惑なのも判ってる…」
「じゃあ、お前の口から言ってみろ、さっきオレが言った事を もう一度」
「…あ…あたしが…どこへ行こうと 何しようと…勝手だから…っ、───…ミヤビを巻き
込んじゃいけない…」、
「そうだ、ちゃんと判ってるんじゃないか。…じゃあ お前も もう帰れ。…オレも帰るから。
…もう会う事もないと思うが 元気でな」
「ミヤビ…っ!」
オレはそのまま 彼女に背を向け、電話台を後にした。もう彼女の呼びかけにも
振り返ら
ない。ここで振り返れば 堂々巡りだ。
「───…あたし動けないの…っ、脚が動かなくなっちゃった…っ、」
「……………………」
呆れと共に 小さくため息が漏れる。…とにかくオレは もう、この水族館を後にして、タク
シーでも拾って すぐにでもオフィスに戻ろう。そう決める。
「…ホントだよ…っ ?! ねぇ どうしたらいい ?! ホントに動けない…っ、」
「─────………。」
知ったこっちゃない、数日間 何かの縁で4日間一緒に過ごしただけの ガキ。
「ミヤビ…っ!あたしの足、ここの床に張り付いちゃったよぉ…!」
…あぁ、なのに そう出来ない自分のお人好し加減に、ヘドが出る。
オレはその場から離れ、水族館の建物の入り口まで戻ると、リリカが出てくるのを待った。
出てきたら、ついでだから タクシーであいつの事務所まで乗せてやってもいい。
───…これはオレの 最後の親切であり、自分に対しての、事の治め方でもあった。
なぜなら、今朝 ちゃんと彼女を事務所まで送り、建物の中にあいつが入って行くのを見
届けてさえいれば、今オレは こんなところに居るはずもなかったのだ。オレは最後まで事を
終えずに、中途半端な状態で 今朝 彼女を歩道に降ろした。だから彼女の失踪を
ニュ
ース画面で観た時も、どこか責任を感じて 後味の悪さを残すハメになったのだ。
だから 今度こそ。
オレが今度こそ 最後まで送り届けさえすれば、その後の彼女が 再びストーカーに狙われ
ようが失踪しようが、そこから先はもう、オレとは一切 関わりのない事だ。
今度こそ終わりにしよう。…さっさと あいつを送り届けて。
「……………………、」
ところが、いつまで待てども リリカは姿を現さなかった。
建物後方の、彼女がさっきまで居たはずの 水族館裏。周囲の様子や気配を 伺って
みる。
もう いつの間にか日は傾いて、空はラベンダーに翳り始めていた。海の色も濃くなって
いる。
まさか、ここを通らずに あいつはどこかへ消えた?
不審に思い、舌打ちと共に 再び来た道を引き返す。
電話の並ぶ辺りは もうすっかり薄暗く、薄気味悪さを漂わせている。
─────彼女は、さっきと変わらず その場所にうずくまっていた。
「……………リリカ…、」
微動だにせず、やっぱり膝を抱えたまま、その場に座り込んでいる。
オレの伺うような声に、力なく 頭は持ち上げられた。
「───…おい、」
やはり、彼女の瞳は みるみる涙に潤む。それを見ると オレはスイッチが入ったように、無性
に怒鳴りたい衝動に駆られる。やっぱりそれを 何とか飲み込んで、極力 感情を殺して
事務的に言う。
「いつまでそこに居るんだ?…乗せてやるから 事務所に帰れ」
けれど彼女は 立ち上がらない。
「…ミヤビ…とっくに帰ったと思ってた…、嬉しい」
嬉しいというよりは 寂しさを無理して消そうとしているような表情で、彼女は
ほんの僅か
微笑む。
「…ほら立て。今度こそ ちゃんと送り届けるから。…それでもう、お前とはこれで終わりだ。」
「─────………。」
「立てよ、送ってやるから。」
両手を パンツポケットに入れたまま、オレは辛抱強く 彼女が立ち上がるのを待つ。
「…今度こそ、ホントに お別れなんだよね…」
オレは そう念を押されて、けれど返答せずに居た。
リリカはなかなか立ち上がらない。
「───…本当にごめんなさい、最後まで迷惑掛けて…」
その言葉にも返事を返さず、無言のまま 彼女が立ち上がるのを待った。
リリカは 泣き笑いのような表情を深くしながら、ようやっと立ち上がる。電話台に手を突い
て 両腕で上体を支え、やっとこさといった仕草で。
「ミヤビ…、送ってくれなくていいよ…。だけど───…い、嫌だとは思うんだけど…、もしも
よかったら最後に もう一度だけ………」
オレの眉が ピクリと動く。
「あ、握手して…、お別れの握手」
恥ずかしそうにうつむくと、彼女はそう 早口で告げる。
オレはやっぱり 小さくため息をつくと、苛立ちを堪えて 彼女のほうへ歩み寄った。
オレの差し出した右手を、リリカは両手で握ってくる。手元を見つめている彼女の瞳から、
また 涙が零れ落ちそうになる。
「………元気で 仕事頑張れよ」
オレは無機質にそう励ます。彼女がなかなか オレの手を離そうとはしないので、しばらく
気の済むようにさせておいた。
「…あたし、もう 仕事はしない」
「─────…、」
「でもね、あたし 最後にミヤビに会えてよかった。ありがとね」
「───…死にに行くみたいな言い方だな…」
彼女は今度は、僅かに返事をためらう。
けれども オレのほうを見ない。
「…だってあたし、ここを動けないもん…、足が張り付いちゃったから…だから」
「へぇ。じゃあ ここで一晩過ごすのか」
「─────………。」
「そんな根性もないくせに」
「……………………、だって…、」
「お前はいつも 口先ばっかりだな」
「だって…っ、」
「出来もしないクセに 大口ばかり一人前だ」
「だって…っ !!」
「───…ホラ来い、…これで最後だ、事務所まで送ってやる」
「あっ…!」
オレが、リリカの手首を思い切り引っ張って そこを離れようとすると、彼女は背後で蹴つま
ずいたように倒れた。
「 ?! 」
怪訝な眉を隠しもせずに振り返ると、リリカが 半ば叫んだ。
「ホントに動けないんだもん…っ !! だからさっき ミヤビに電話したの… !!」
絶叫と共に、両の瞳からは 涙が一気にボロボロと零れ落ちた。
オレはスーツのジャケットを脱ぐと 彼女の肩に掛け、そのままリリカを掬いあげた。膝小僧
には血が滲んでいる。
泣きじゃくっている彼女を横抱きにして 大股にその場を後にする。水族館の前の道から
タクシーを拾い、もうオフィスに戻る事を諦めて そのまま自宅マンションへ向かった。
ラジオが6時のニュースを伝え、リリカ失踪と 捜索が今も続いている事を 手短かに告げて
いた。彼女の 失踪当時の服装なども伝えられている。何となく バックミラーごしのドライ
バーと視線が合い、にわかに肩が引き締まる。
「…お客さん、彼女 大丈夫なの…?どこか具合でも悪いの?」
そんな事を尋ねてくる ミラーごしの不審気な視線に、曖昧に相槌を返すと、「救急病院へ
向かったほうがいいのではないか」 と勧められた。
「いや大丈夫だ、家に帰れば 医者のクスリがあるから…、それで落ち着く」
オレはそう適当に返し、どうかドライバーが リリカの服装を意識しないで居てくれるようにと
心の底から祈った。
そうして、彼女の顔がドライバーから見えないように 注意しながら、自宅より少し手前の
裏道を入ったところのマンションの入り口で 車を降りた。そこから もう日のすっかり落ちた
夜道をまっすぐに、リリカを抱いて やや速足に自宅を目指す。
「…ごめんなさい、ミヤビ…」
こうして結局、リリカは オレの自宅のカウチに居た。
結局、元の木阿弥だった。 |
★甘栗のちゃちゃ。
累:うーーーーーん、気持ち判るよミヤP
ちいちゃん:オレもすっごくよくわかるよ(爆)
累:あ、意見が一致したよね初めて
ちいちゃん:まぁオレ達すでに特別な仲だし?
累:(焦りまくりっ)ち、ちいちゃん!(///)ここを観てくれてる人に誤解されるような表現
はやめてくれる?!
ちいちゃん:初めて勝ったぜ、勝負に。( ̄ー ̄)ニヤリッ |
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「オレ様とプリンセス」−7 Written by; Tamaco Akitsushima |
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